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2016年8月9日火曜日

第6回 シャールカ・グロスマノヴァ、 ギャングスタ・リパブリカ(WHITESOFT,2013)。

 ようこそ。
 第6回は「ギャングスタ・リパブリカ」(WHITESOFT,2013)とその続編「ギャングスタ・アルカディア~ヒッパルコスの天使~」(WHITESOFT,2014)よりシャールカ・グロスマノヴァを紹介します。
前回の奇稲田撫子と同じく、ミヤスリサさんが原画担当です。




~コンパクト天才児~


 シャールカはその見た目に反し主人公の先輩に当たります。
成績はぶっちぎりの一位ながら普段は授業をサボリゲームに明け暮れています。

 いわく、最高の成果は最小限の努力で出してこそ。
アンニュイながら人とのコミュニケーションはこなしますが、一般的にはダメ人間。

 重い過去や葛藤に整理を付けた結果の現在を生きています。


~作中の世界観「ループ人間」~


 本作品に登場する人類は「ループ」という能力を持っています。それぞれの人が生まれつき一定の“ループ周期”を持っており、その周期分の時間を繰り返せる、というわけです。

 たとえば周期が「3時間」の人は、ループを発動することで(何度でも)その経験をやり直すことができます。

 それでは、ループ周期はどういう意味を持つのか考えて見ます。
 周期が3時間のAさんと6時間のBさんがいたとしましょう。
すると、Bさんは6時間分の試行を繰り返せますが、Aさんは3時間分しかループさせられません。
つまり、BさんのループはAさんのループに対する上書き性能を持っていることになります。

 筆者は当時、突如として当然のように現れたループなる機能・周期の意味がまるで分からず、この作品についてずっと思考を奪われていました。


~アンニュイな少女という役柄~


 桐谷華演じる無気力系ヒロインの「感情の見えないくぐもった声」いいですね。
きらびやかではない一方、まっすぐな本音のような感じで心に直通してきます。
ただし役柄でなくてもシーンによって結構聞ける声色なので、これ目当てに作品を選びぬく必要はないでしょう。





 今回はここまで。なお、リパブリカから登場するキャラですが攻略できるのは続編のアルカディアのみなのでご注意ください。お読みいただきありがとうございました。










第5回 奇稲田 撫子、HHG~女神の終焉~(ういんどみる,2013)。

 第5回は「HHG~女神の終焉~」(ういんどみる,2013)より、奇稲田 撫子(くしなだ なでしこ)を紹介します!癖のないキャラで、桐谷華には珍しい役柄のケース(筆者主観)となっております。
 なお本作はHyper Highspeed Genius(同ブランド)の続編としての位置づけですが、十分楽しめるかと思います。






~“普通”の謳歌を目指す少女~


 作中には“ジーニアス”なる超能力者が登場します。
かつて一般人との間に起こった闘争を、聖女と呼ばれる存在が諌めたとされています。
 そして現代、聖女はジーニアス専用の教育機関から選ばれることになっていました。
その筆頭候補が奇稲田 撫子さんというわけです。

 奇稲田 撫子が持つのは時間停止というチート級の能力。
それゆえ幼少期から聖女への道を――自らの意志とは無関係に――歩んできました。

 聖女候補という地位は、彼女と他の存在を隔絶します。
同じ場所で隣にいる友人やクラスメイトさえ、「普通の関係」を前提としたものではないのです。

 幼馴染である友人はしかし、ボディーガードとしての警戒を怠りません。
クラスメイトは今の撫子にない「未来の要素」に感嘆の眼差しを向けるのです。

 嬉しいし、尊いこととは感じつつも、それにすら違和感を覚えてしまう。
そんな彼女を「普通の女の子」に戻すシナリオです。



~おっとり型ツッコミキャラの可能性~


 冒頭でも述べましたが常識的な天然さんで、桐谷華のキャラには珍しいです。
友人の無茶振りに困った声をあげる一連の流れは嗜虐心を煽るようでたまりません。

 キャラゲーひしめくこのご時世に、箸休めの癒しをいかがでしょうか。


今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。





















EX.1 ゆずソフト10周年記念ムック「ゆずあに」(2016)

 ようこそ。
 今回は番外編ということでゲーム以外の媒体からホットなものを…どん!



 
 同じ色・同じフォント・同じベクトルがほとんどって…
 正直表紙としては上部2割の情報と「声優さん座談会」しか入らないよぉ…

 え?筆者の持ってきた画像が粗いだけ?
 

 購入した実物を眺めながらの感想なんですよね…


 で、今回取り上げる理由はこちら。






 そう、隅っこ・オブ・端っこでもはや存在さえしない背景にまで同化しているものの
 我らが桐谷華さんが喋っているのです…

 こんなブログ覗いてる酔狂な読者様は御存知かもしれませんが、
桐谷華様のトーク力はアレです。

 ネタバレにならない範囲で申し上げると相槌が超上手いです。
気になってしまった方は「桐谷華 ラジオ」とかで検索しといてください。


 んで、購入したのが3週間くらい前なんですが、ぱらーっと見た後に
 存 在 自 体 を 忘 れ て ま し た

 一緒に買った桐谷華出演作品を進めるうちにすっかり…てへ。
 

 さて、肝心の中身が気になる所ですが…
桐谷華さん(と北見六花さん)は別収録の単独インタビューのみでした。

 いや、まあ…都合とか色々あるのは承知でしたが、
座談会と銘打った以上クレジットされてる全員が同席すると思うじゃないですか!

 最初の自己紹介で桐谷華が聞こえないまま
「というわけで~」が聞こえたときの衝撃といったらありませんでしたよ…


 感想は―――
 一字一句しっかり読んでるなあって感じです。
 「やわらかさ」っていう音の響きで堅さを出せるのはすごい。 

 というわけでゆずソフトってブランドについて知りたい人は―――
こちらの動画とかもご覧ください^^
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm21472372


 ちなみにですが、筆者はゆずソフトのゲームを購入したことがありません。
理由は(個人的に)体験版の実用性が高すぎるところにあります。

 筆者の中でエロさとは「距離感・温度・湿度・匂いetc」です。
だからそれを伝えられる吐息って一番重要なファクターだと思ってるんです。

 しかしほとんどのゲームがチュパ音ばかりに熱を込めなさるのです。
台本にないからなんでしょうか。書けよ


 で、それとゆずソフト体験版の実用性にどう関係があるかというとですね。

 テキストを進める待ち時間とかに、息遣いとかを自動ループしてくれるんですよ。
 これがね、滾るの。

 台本に 「○○は こきゅう している▼」とかいちいち書かれない欠点を克服してくれる機構が
体験版の段階で備わってるんですね…ふぅ。


というわけで脱線しましたが今回の記事はここまで。

長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました! 









2016年7月22日金曜日

第4回 小太刀凪、大図書館の羊飼い(August,2012)。

 ようこそ。
 第4回の本稿では「大図書館の羊飼い」(August,2012)と関連作品より、小太刀凪の紹介です。




~暗躍する懐刀~


 作中随一の巨乳キャラとして登場。やや小ぶりな身長、目的のために邁進する根は真面目な所、そして主人公との恋に落ちて色々変わるあたり前回の神城優香に近いものを感じます。

 実質のところ「大図書館の羊飼い」というタイトルに深く関わるのが小太刀√しかないため、事実上のトゥルーエンドと認識しています。

 でも会長が好きです


~2012年の桐谷華~


 桐谷華の演目としてみると、先述の通りキャラの似た神城優香と似た仕上がりとなっています。
発売も同じ2012年と、現行作品と比べるとやや堅めの印象を受けるかもしれません。
 しかし小太刀は変態成分のほぼないこと、過去の経験に起因する現在の行動のベクトルが異なることからシリアス度が高く、ハマリ具合は出演作品の中でも上々といえるでしょう。

 抽象的な印象ですが、この頃のお声には「そこに存在しようとする感じ」があるように思います。
逆に今は「存在している人の声」な感じといいますか、自然さがすごいんですよね。
キャラ(台本)を演じるにとどまらず、キャラとして生きている(キャラに命を吹き込んでいる)。

 あんまり見ないんですがヒロインの声が入れ替わる展開とかがあると演者の違いが見えて面白いかもとか思ったりしますね。


~作品の展開とレビュー~


 実は今回、アニメ版を見てから購入いたしました。
 アニメを見ながら「これ原作はどうなってるんだろう」と非常にワクワクしました。ファンタジー作風とは裏腹にリアルくさいシナリオから目を離せませんでした。強いて言うと高峰のハブられ方が不自然なくらい。しかし原作観ればその辺も納得でした。

 で、アニメとしてのレビューなんですがとてもうまくまとまっています
ゲームを買った人にはおさらい用に、買ってない人には入り口として、しっかり機能する一品。
明確に誰と結ばれたという描写こそありませんが、実質メインヒロインになっていた小太刀凪の胸部と後輩二人からは目が離せませんでした。

 最大の成功要因は、原作のゲームがマルチヒロインのシナリオとして高い完成度を誇っていたことと思います。
 ヒロイン同士の絡みが個別√により掘り下げられる展開が質・量ともに豊富でした。

 他にも色々出てるみたいですので、興味がある人はこれを機に手を広げてみませんか。


 今回は以上にて、最後までお読みいただきありがとうございました。

第3回 神城優香、中の人などいない!(Alcot,2012)。

 ようこそ。
 第3回は「中の人などいない!」(Alcot,2012)より、神城優香を紹介します!



~三拍子揃ったヒロイン~


 神城優香は作中に登場する組織“BlackOutsiders(BO団)”の一員として登場します。
普段は活動資金を稼ぐためのウエイトレスとして、実力行使の際はパワードスーツを纏った戦闘員として、縦横無尽の活躍を見せます。

 遠慮はするが躊躇はしないというスタンスが、萌えとエロの見事な融合を果たしている状態です。
さらにはとても家庭的な一面を併せ持っており、テリトリー外に対しては辛辣なものの身内に対しては良妻賢母といったクラシカルなツンデレ属性を備えています。そして何より、変態です。

 この変態さ加減が、ブランドの作風とは裏腹に常識人の多い本作において(作品が常識的とはいってない)日常を彩るエッセンスとなっています。すなわち、あえてやや下品なベクトルを持つことで

 ・可愛さとエロさ(異性としての魅力)
 ・守りたさ&守られたさ(人生のパートナーとしての適性)
 ・エロを含めたバカさ(同性の友人に感じるような心安さ)
の鼎立に成功しているといえます。


~桐谷華の足跡として~


 ブログ執筆にあたりおよそ2年ぶりに起動してみたのですが、当時感じたほどぶっ飛んでませんでした。もちろん他のキャラなどと比べると全く異なる存在感を放っています。しかしながら、2016年の自分の知る桐谷華とは、最早異なるものでした。自分なりにその理由を考えてみますと・・・

①元々のキャラ設定がぶっ飛んでいた
 ⇒そもそものキャラ設定通り忠実に演じきった結果に感じられる

②堅い
 ⇒これもキャラ(監督?)の違いによる部分はありましょうが、桐谷華の得意とする“浸り具合”がちょっと浅い感じがします。逆に言うとやっぱり優香は変態だけど根はしっかりものだったという風にも考えられそうですが。他にも、セリフが表示されるのをいいことに滑舌に物を言わせて矢継早に喋る演技もセーブ気味です。

 こういうのはどうしても主観的な上に思い出をなんとなく振り返るだけになりがちなので、金と時間がありあまってる人はPCを複数台使って比較してみてください(笑)



 今回は以上にて、最後までお読みいただきありがとうございました!

























2016年7月12日火曜日

第2回 田中 花子、辻堂さんの純愛ロード(みなとそふと,2012)。

 ようこそ。
 初回に花子さんを紹介したばかりですが、せっかくなのでもう一人紹介します。
「辻堂さんの純愛ロード」(みなとカーニバル,2012)とその続編「辻堂さんのバージンロード」(2013)より“田中花子”さんを取り上げます。


~安らぎをもたらすマスコット~


 本作の舞台は、不良の抗争が巻き起こる夏の湘南。
コメディテイストが効いているとはいえ、基本的には一触即発の状態です。

 その中で田中花子は構成員3ケタを誇る一大勢力のリーダー…の幼馴染として登場。
周囲からは“ハナ(さん)”と呼ばれています。でもハナさん、弱いです。バトルでは戦力外。

 ハナさんの力が発揮されるのはストーリーにおいて。
 ヒロインを昔から見てきた幼馴染としての行動軸が、他のあらゆるキャラと一線を画しています。
女の子、というよりは本当に「妖精」みたいな認識が似合います。
この妖精っぽさは桐谷華の演じる人物の随所に見られることが多いですが、前面または全面に出てくる設定のキャラクターというのはあまりいないように感じます。

 …ちょっと想像したんですがCV桐谷華の妖精が出てきたら本格的に脳が溶ける気がします。


~輝き方~


 喧嘩を軸に進むストーリーの都合、ハナさんは必ずしも際立つ存在とはいきません。
しかしハナさんの持つ光は、この作品や所属勢力になくてはならないものとなっています。
筆者も、そういう光を放てる存在になりたいです。




 今回は以上にて、最後までお読みいただきありがとうございました!

2016年7月11日月曜日

第1回 月嶋 花子、恋がさくころ桜どき(ぱれっと,2014)。

 ようこそ。

 記念すべき第一回にて紹介するのは「恋がさくころ桜どき(ぱれっと,2014)」より“月嶋 花子”です。
作中での役どころはヒロイン“月嶋 夕莉”の双子の姉。
引っ込み思案な妹と対照的にじゃじゃ馬で、口やかましくも世話焼きな一面を持っています。

 

~誇り高き名脇役~


 花子はいわゆるサブヒロインで、攻略対象ではありません。
 しかしその魅力は抜群で、これには桐谷華の仕事によるところが大きいです。

 夕莉√で影の主役を務める花子は―全体を俯瞰してもまた―作品の底流にある「二面性」を体現する存在となっています。ネタバレ気味ですが、姉というポジションにプライドを抱く傍ら夕莉という存在に縛られています。

 ちなみに筆者は、シナリオのギミックとして仕込まれたものが登場人物やストーリー自体の可能性を制限する事態を好みません。逆に言うと「主人公が成長する」展開があればOKです。トラウマの克服に終始するだけだともったいなく思います。登場人物による脚本の再構築が行われないと、歯車と潤滑油が織りなす残酷なほどに無個性で機械的な物語になってしまうからです。

 さて、話を戻して花子さん。
 最大の見どころはアイデンティティに関する葛藤です。
自分の分身を前に生きることに対して、底抜けの明るさを振りまいて底知れない闇を隠しています。
その辺の壊れ方(落差)も、桐谷華はさすがでした。
当てずっぽうですが根本的に顔面の筋肉と顎の使い方が常軌を逸してると思います。
かつて守った好きなものを好きなゆえに傷つけ、相手だけでなく過去の自分まで裏切るあたりの絶望感とか自己嫌悪とかいいですよ。


~まとめ~


 人気ゆえにメインを張ることの多い桐谷華の、サブの動き方が見たいという方にオススメです。
2014年の作品ですが中古だとかなりお手頃な価格で入手できるようです。


~今後について~


 いかがでしたでしょうか。こんな気持ち悪い趣旨のブログ書くの初めてなので心配です。
とはいえどうせ耳と頭が中毒起こして手遅れなので今更でしょうか。
 今後ですが、たぶん出演作を10本くらいはプレイしてるのでぼちぼち更新していくでしょう。
ただ、実妹やロリが基本生理的に無理なので一部の作品には触れないかと思います。
ご了承ください。


 今回は以上にて、最後までお読みいただきありがとうございました!